2015年1月1日木曜日

新年を迎えて

謹賀新年。
本年も、全力で取り組んで参る所存です。昨年同様の変わらぬご厚情を賜り、何卒宜しくお願い申し上げます。皆様にとりましても更なる飛躍の年となりますようお祈り申し上げます。



お陰様でわが社も、穏やかに新年を迎えることができました。
私は例年、年初に、今年一年の抱負を決めて机上に貼って眺めることにしているが、今年掲げた言葉は「気力充実」。気力をみなぎらせて、やる気、元気、根気を更にパワーアップしようと考えたからだ。ただ、思い込み激しく、テンションが上がり過ぎる傾向があるだけに、周りの皆さんにご迷惑をかけないように、「短気は損気」を胸に秘めて、空回りしないよう気勢を上げていこうと思っている。

「気力」を辞書で調べると、困難や障害に負けずに物事をやり通す強い精神力。気持ちの張り、気合、とある。健康で生きていることを「気力がある」状態と捉えると、自分の行いに目的や意味を見出している限り「気力」は備わっていることになる。要は「健康一番」なのだ。

問題は、それでも「気力」が萎えてしまう時にどうするか……、である。
以前お話ししたが、トコトン落ち込んだ時には胃に食物の残留物がないという。つまり気力が萎えると空腹状態にあるのだ。「生きる」ためのエネルギーを摂取しなければ、負のスパイラルに陥り、やがて「気力ゼロ」となる。
元気がない時は、まず食う! この発想も大事だ。「辛いから食べられない」でなく「食べないから辛くなる」と思うことだ。ただし、ストレスによる過食症には気を付けること。辛いなあと思った時は、まずは水を一杯飲もう!

私にとって、今年は還暦、節目の年となる。水を飲む機会が増えるかもしれないが、健康一番、気力を充実させるためにも、病気をしないようにしたい。風邪ひとつひかないよう心がけたいと思う。当たり前のこと、手洗い・うがいの励行と、免疫力を向上させるために大いに笑っていきたいものだ。笑いが及ぼす健康効果はよく言われているが、中でも免疫力を高める効果はさまざま実証され、介護の世界などでも取り入れられている。

「笑う門には福来る」「笑って暮らすも一生、怒って暮らすも一生」である。「気力充実」のポイントは「笑い」にあるかもしれない。
溢れる気力の持ち主をめざし、笑顔を咲かせ、笑わせる使者になろう、と決めた。

田辺 志保